院長のブログ(表)( ´∀`)

東京つばめ鍼灸院長の独り言ブログ。「南北相法」の翻訳ページはこちら→http://www.varianttuning.com/index.html

嘘と本当

コロナの影響でかなりヒマになった。今年の4月から来院患者数がほぼ半減し、6月に入ってから徐々に患者が戻りつつあるものの、それでも例年に比べるとまだまだ少ない。 2020年5月5・15日合併号の東京保険医新聞が行った緊急会員アンケート結果によると、9割…

自然災害と鍼灸治療

ここ数年、日本列島ではスーパー台風や集中豪雨、土砂災害、河川の氾濫、火山の噴火、地震などが頻発している。 ウェブ上には、南海トラフ地震や首都直下型地震、富士山噴火がいついつに起こるというような怪しい「予言」があふれ、早急に備えておくことが必…

怪談の町の思い出

松江の北京堂を引き継いで半年ほど経った2011年3月11日、東日本大震災が発生した。しかしながら、松江市内は至って平和に感じられた。 ほぼ毎日、海潮(うしお)温泉へ行っているという東忌部(いんべ)人の患者が、「あの地震の前日だけですよ、源泉の色が…

野草生活100

松江の北京堂にいた頃、「結婚した当初は食費を減らすために、野草を摘んで食べていたんですよー」と言っていた、美人な患者がいた。 東京では奥多摩を除き、野草を食べて生活することなんてことは、不可能に近い。それゆえ、野草を食べて生活できるなんて、…

コロナウイルスに対する鍼灸治療

中国では、2020年2月頃に、国家中医薬管理局が《新型冠状病毒肺炎诊疗方案》と《新型冠状病毒肺炎恢复期中医康复指导建议》を、中国針灸学会が《新型冠状病毒肺炎针灸干预的指导意见》を発表し、針灸治療によるコロナウイルス感染予防策を提言している。 無…

コロナウイルスとAI(人工知能)

中国ではすでにコロナウイルスの拡大が収束し、1か月ほど前から自宅待機が解除され、工場も通常レベルまで稼働できるようになったようだ。 もちろん、政府の強攻とも言える主導による面が大きいが、特に5G技術を駆使した、いわゆる“黑科技”と呼ばれるAIを搭…

コロナウイルスとマスク

中国では、コロナウイルスの感染から身を守るための、マスクの正しい選び方や、使用法の詳細について、テレビなどで特別番組が組まれ、頻繁に放映されてきた。 一方、日本では、一向に左様な番組が放映されることもなく、危機感皆無な能天気番組ばかりで、特…

マスクを発注した話

とうとう、施術用のマスクが底をつきそうになってきた。そこで、取引先である中国の医療機器メーカーから、直接マスクを輸入することにした。 どこぞの官房長官は、「マスクの供給は5億枚確保できる」なんて断言していたものの、実際には、薬局を数十件ハシ…

コロナショック

普段から有事に備えて、院内の備品はある程度、余裕を持ってストックしている。 しかし、普段から患者に無料でマスクを配布していることもあり、マスクの在庫に限りが見えてきたから、困っている。 当面は何とか持ちこたえられそうだが、このままコロナ騒動…

コロナウイルスと灸

中国の某専門家によれば、中国におけるコロナウイルスのピークは2月下旬とのことだが、日本もまだ油断できそうにない。 コロナウイルス克服のために、中国では4つの「早(zǎo)」、“早发现(早期発見)、早诊断(早期診断)、早隔离(早期隔離)、早治疗(早…

針の発注

鍼灸院は、2月が最もヒマである。 しかし、帳簿の整理をしたり、確定申告の準備で税理士とやりとりしたり、針の在庫を確認して北京の針屋に鍼を発注したり、院内の備品を補充したり、色々とやることが多い。ホームページやブログの更新も、できるだけこの時…

“夕”来了!(“夕”がやってきた!)

中国では2020年、花火・爆竹の販売および使用が全面的に禁止された。 現在、微博や微信朋友圈では、これがコロナウイルス発生の要因になったのではないか、と真しやかに囁かれている。 中国には爆竹に関して、こんな伝承がある。 「遥か昔、中国には“夕(xī…

高铁と新幹線

中国では10年以上前から、地下鉄や高铁(高速鉄道)などにおいても、乗車前の手荷物X線検査と金属探知機を用いたボディチェックが実施されている。いわゆる「安检(安全検査)」である。 もちろん、中国であるから、時折係員が立寝していたり、検査が杜撰(…

2011年、夏、師匠が偵察に来た日

島根へ行ってちょうど1年が経った頃、師匠がアポなしで突然、松江の北京堂に現れたことがあった。 元々、松江の北京堂は2009年頃から、師匠の旧友であるTさんの希望により、学園通りで最も高い7階建てのビルの6階に移転していた。しかし、私が松江の北京堂を…

真正的高手

先日、日本の某テレビ番組で、鍼灸治療の特集をやっていたらしい。 日本のメディアは偏向報道が少なくないから、私は普段から極力テレビは観ないようにしている。しかし、多くの患者さんが、「観ましたか、観ましたか」と言ってくるもんだから、どんな番組な…

アメリカで鍼灸が動き出した日(H.R.6 into law!)

2018年10月24日、トランプ大統領がH.R.6という法案に署名した。 これまでアメリカでは、オピオイド薬による死亡者が年間数万人以上に上り、鎮痛薬の過剰摂取が社会問題になっていた。『Dr.HOUSE』で、Hugh Laurie扮するDr.HOUSEが、バイコディン(コデイン)…

長野へ行った話5(終)

最終日は小布施と戸隠へ行くことにした。帰りの新幹線が15時発だったから、14時くらいまでには長野駅へ戻れるよう、予定を組むことにした。 天気予報では翌日から大寒波が襲来するという話で、まだそんなに寒くはなかったが、戸隠あたりはすでに雪が積もって…

長野へ行った話4

本堂をお参りしたあとは、本堂裏手にある善光寺史料館へ行くことにした。240万余りの英霊が祀られた霊廟ゆえか、九段下にある某神社のような雰囲気が感じられて、あまり長居できなかった。何より、床下から足に伝わる冷気が強すぎた。 史料館の外には、なぜ…

長野へ行った話3

そばを食べたあとは、参道を上り、善光寺へお参りすることにした。参道は緩やかな坂になっていた。 参道には様々な店が並んでいたが、どこも閑散としていて唯一、人だかりが出来ていたのは、八幡屋磯五郎(やわたやいそごろう)という善光寺門前にある七味唐…

長野へ行った話2

東京駅発の北陸新幹線で長野駅まで行き、長野駅東口にあるレンタカー屋でレンタカーを借りて、長野市内を徘徊することにした。 仕事の都合上、休暇がとれるのは最大でも3日程度なので、今回は長野市内で1泊することにした。そうなると、やはり長野駅近辺で泊…

長野へ行った話1

戸隠神社には、20年くらい前に1回だけ行った記憶がある。しかし、何故かその時のことはほとんど覚えていない。スノーモンキーのいる地獄谷野猿公苑には、2015年の11月に初めて行った。 2016年の年賀状に使う猿の写真を撮るため、東京からミニカーに等しいVW…

ある夏の日の晩餐(後)

穂掛祭は曜日に関わらず、毎年8月28日に行われている。東出雲に隣接する、中海の神石である「一つ石」から揖夜(いや)神社まで、約1kmの陸路を、舟で往来する神事だ。日本の沿岸部では、豊漁を祈願した、舟を使う神事がよく見られるが、実際にこういった祭…

ある夏の日の晩餐(前)

2013年の8月28日は、今でも昨日のことのように覚えている。 私は松江での3年余りの任期を終え、9月からは師匠がいる三鷹の北京堂を引き継ぐため、東京へ戻ることになっていた。 私が島根を離れることを知った師匠のお父さんは、「8月28日に東出雲の祭りがあ…

原風景

最近は、とにかく忙しすぎて、ブログを書くヒマがない。 刷新したウェブサイトをアップロードしている合間に、何とかこのブログを書いている。今日は17時間ぐらいぶっ通しで働いているから、さすがに眠い。最近は曜日に関わらず忙しいが、やはり日曜日の夜が…

遺産

2010年、針灸は無形文化遺産として、ユネスコにリスト入りした。と言っても、保護対象になったのは中国針灸だけの話であって、日本鍼灸はほぼ無関係だ。これに対し韓国は猛反発しているそうだが、日本ではこの話題自体に触れる鍼灸師が皆無に等しい。 そんな…

都会の妖怪

ここ数か月、やることが多すぎて完全な休日が無かった。年末から正月は3日間休みにしたけれども、結局ほぼ3日間、帳簿やら残業やらに追われて終了した。1月4日は木曜日だったから完全なオフにして、日帰りでこびとと箱根へ行って来た。箱根ではシカゴ在住だ…

未来の予約

先日、当院のウェブ予約システムが導入事例の1つとして、某社のウェブサイトにて紹介された。今後導入を検討している鍼灸師の一助となるかもしれぬので、とりあえずリンクを貼っておくことにした。 re.iqnet.co.jp ウェブ予約を導入して半月が経ち、やっと登…

フラッシュバック

今年も北京へ行ってきた。目的は針灸・中医関係の本の購入と、針灸用具店への顔出しだ。針灸用具は今年から微信を使って輸入しているから、わざわざ北京まで行く必要はないのだけれど、本を買うついでに針灸用具店へ手土産持参で挨拶しておくことで、ウェブ…

ウェブ予約

最近は発狂しそうなほど忙しくなってきたので、ウェブ予約システムを取り入れることに決めた。ウェブ予約を利用する人が増えれば業務効率が上がり患者にも当院にもメリットが増えるだろうと考えている。 最新のウェブ予約システムは細かい設定ができる。ウェ…

2010年、真夜中の訪問者

島根にいた時の話。 まだ松江の北京堂が某マンションの6階にあった頃の話だ。 その当時、私は鍼灸院で寝泊まりしていて、治療には使っていない4畳半くらいの部屋を寝床にしていた。 しかし、冬のある日を境に、真夜中に怪奇現象が起こるようになった。 毎日…