東京つばめ鍼灸院長のブログ( ´∀`)

完全無所属、無宗教、東京つばめ鍼灸院長が不定期に更新中。

2025-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「腧穴」と「输穴(輸穴)」と「俞穴」の違い

中医鍼灸用語には難解な文字が多い。また、時代によって使われる漢字が異なったり、中医経典自体に記されている文字が誤っていることがよくある。 それゆえ、後世の多くの研究者によって、用語は適切と思しき文字に訂正され、現代ではある程度、用語が統一さ…

鬼門十三鍼(十三鬼穴)について

古代中国では、臨床経験に基づく特殊鍼法が無数に開発された。その1つに、鬼門十三鍼という刺鍼法がある。 鬼迷十三鍼などと俗称されることもある。 鬼門十三鍼は『中医·鍼刺篇』や『備急千金要方』などに記載がある。孫思邈は、十三鬼穴は隋唐期ではなく、…

日本鍼灸界における折鍼事故について

日本の古い鍼灸書に、折鍼事故の実例が20名余りの鍼灸師によって赤裸々に記されている。 主に昭和中期の話だが、当時は銀鍼か鉄鍼が主流で、ディスポ鍼が出現していなかった。それゆえ、特に細い鍼を好む日本鍼灸界においては、折鍼が珍しくなかった。その原…

芒鍼と毫鍼の違い

芒鍼と毫鍼の外観はほぼ同じだが、日本鍼灸界では明確な違いを説明できる鍼灸師は皆無に等しい。 芒鍼(マンジェン)は、古代九鍼を起源とする特製の長鍼で、3寸から8寸までの長さがある。臨床では一般的に5寸が多く使用されている。また、芒鍼は主に比較的筋…