インチョーのブログ(表)( ´∀`)

「東京つばめ鍼灸」インチョーの独り言ブログ。「南北相法」の翻訳ページはこちら→http://www.varianttuning.com/index.html

都会の妖怪

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ここ数か月、やることが多すぎて完全な休日が無かった。年末から正月は3日間休みにしたけれども、結局ほぼ3日間、帳簿やら残業やらに追われて終了した。1月4日は木曜日だったから完全なオフにして、日帰りでこびとと箱根へ行って来た。箱根ではシカゴ在住だという上海人家族に話しかけられた。10年ぶりくらいの箱根は、あまりにも中国人観光客が多すぎて、日本にいる気がしなかった。強羅は硫黄ガスがモクモクと立ち込めていてお盛んな様子だった。

 

ウェブ予約を導入して2ヶ月が経ち、電話が減ってかなり楽になったけれども、それでもやらなければならぬことが沢山あって、中々息をつくヒマが無い。知り合いの鍼灸師から講習会をやってくれないかと言われたりするけれど、私は常々患者の施術を優先すべきであると考えているから、あまり講習会なぞに時間を割く気にならない。だいたい、患者の立場になって想像すればわかることだが、症状が重度であればあるほど、患者は一刻も早く楽にしてもらいたいと思って来院するから、可能な限りその要求に応えられるよう努力しなければならない。それゆえ、ひっきりなしに患者が来るようになると、講習会やセミナーなぞに貴重な時間を費やし、鍼灸師同士で百鬼夜行の如く群れてワイワイやっている余裕など無くなってくる。

 

昔と違い、今はやる気があればDVDや動画を観るだけでも、ある程度の技術の習得は可能だ。例えば北京堂には見学者を無料で受け入れろという師匠の教えがあるから、自分で学習していて疑問点が出れば、見学時に聞けば良い。技術は自分でトライアンドエラーを繰り返すことで向上するものだから、結局は己にやる気がなければ、大そうなセミナーに参加しようとも、何も変わりゃあしないだろうと思う。

 

正月はオートクレーブの掃除をした。鍼灸学校では教えてくれなかったけれど、オートクレーブは半年または1年に1度くらいのペースで、酒石酸で洗浄すると長持ちする。もちろん、タンク内の水は週1くらいで交換が必要だけれど、ちゃんと交換していても、カルキなどが罐内に溜まってしまう。一応、ビフォア&アフターの写真でも載せておこう。洗浄後の罐内は、新品同様に綺麗になる。

 

 

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これが、

 

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こうなる。

 

年末から今日まで忙しかったのは、北京の針屋に発注しておいた針が遅れて届いたのも1つの原因だった。北京の針屋には、去年の9月に微信で特注の針を注文しておいた。しかし10月下旬に発送すると断言していたものが、工場との連絡ミスだとかで12月半ばになった。年末はただでさえクソ忙しいのに、銀行へ行って送金手続きを済ませたり、厚生局へ薬監証明の書類を送ったりして、てんやわんやで大幅に予定を狂わされた。結局、荷物はお役所が休みに入った12月29日に日本に着いた。

 

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で、やっと今日、東京税関外郵出張所へ行って、納税の手続きを済ませてきた。ちなみに針を輸入する際、針自体に関税はかからないが、消費税はかかるから、ちゃんと納めねばならない。

 

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東京税関外郵出張所の最寄駅は東西線南砂町駅であるが、駅前の大通りには、妖怪小豆とぎのように怪しげに鼻歌を歌いながら、街路樹に絡まったヘクソカズラを一心不乱にむしり取っている御婦人がいた。街路樹は公共物であるから、妖怪であろうが人間であろうが、食用の実がなっていても、許可なく取ってはいけない。帰り道、何気なく駅前に掲げてあった看板を見上げたら、吉祥寺にあるキラリナが南砂町にも出来るのかと思った。しかし、よくよく見てみると、看板には「キラリスナ」と書かれていた。どうやら新築の分譲マンションらしい。

 

夕方からは新たに導入する洗浄器を設置をしたり、洗浄用に使う特注の鍼皿の発注をしたり、突然壊れたパソコンのファイルを修復したり、バックアップを取ったり、ブログを書いたり、休日なのに全く休んだ気がしなかった。とりあえず、来週の休日くらいはのんびり過ごしたい。